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「仙台は負けてはいけない」太田2戦連発!ホーム初戦で浦和破った

[ 2011年4月29日 16:07 ]

<仙台・浦和>前半40分、ヘディングで決勝ゴールを決める仙台・太田(左)。浦和DF・山田

 東日本大震災で被災したJ1仙台は29日、ホーム開幕戦で浦和を1―0を下し、被災地へ大きな勝ち点3を届けた。仙台はJ2時代も含めて、リーグ戦では浦和に初勝利。前節に続く連勝で勝ち点を7に積み上げた。

 立ち上がりから積極的に攻め込んだ仙台は前半40分、MF梁の右クロスにFW太田が頭で合わせて先制。「梁さんがいいボールを上げてくれたので、決めるだけだった」と2戦連続のゴールを振り返った太田は、「絶対負けてはいけない試合で点が取れて良かった」と感無量。後半は全員が体を張った守備で浦和の攻撃をしのぎ切り、勝利を手にした。

 応急工事が終わったユアテックスタジアム仙台には多くのサポーターが詰めかけ、スタンドをチームカラーの金色に染めた。決勝弾のヒーローは「仙台は負けてはいけないチーム。次も絶対に勝って、最後は首位にいられるように」と力強く宣言した。

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