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選手会“要望は過大”に反論、日本協会は「40億円近い黒字」

[ 2011年3月10日 21:04 ]

 サッカー日本代表選手の待遇改善を求める日本プロサッカー選手会は10日、日本サッカー協会が選手の勝利給増額などに応じないとしていることに関し、あらためて勝利給の最低100万円支給、大会賞金の50%分配、「退職金制度」の確立を求める声明を発表した。

 日本協会は代表関連収入の伸び悩みや、選手のコンディション維持のために環境面整備に多大な費用が掛かっていることなどを理由に「選手会の要望は過大で受け入れられない」としている。

 これに対し、選手会は代表にかかわる収入は、代表関連収入だけではなくスポンサー収入や商品化収入も含めた約70億~90億円とみなし、現在約1%にとどまっている選手への分配比率を高めることを要求している。選手会は「代表関連、事業関連を合わせた(日本協会の)収入は世界でトップ5に入り、40億円近い黒字」としている。

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2011年3月10日のニュース