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日韓W杯得点王…34歳ロナウドが引退

[ 2011年2月15日 00:33 ]

引退会見で声をつまらせるロナウド

 サッカーの2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会で得点王に輝き、優勝に貢献するなどブラジル代表のエースとして活躍したFWロナウド(34)が14日、サンパウロで記者会見し、現役引退を表明した。

 AP通信によると、ロナウドは4年前から甲状腺機能低下症で体重のコントロールが難しくなっていた事実を明かし「気持ちは現役を続けたいが、体がついていかない」と涙ながらに語った。

 ロナウドは圧倒的なスピードと得点力を武器に、1990年代から00年代にかけて世界を代表するストライカーとして名をはせた。3度出場したW杯では歴代最多の通算15得点をマーク。96、97、02年には国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手に選ばれた。

 インテル・ミラノ(イタリア)やバルセロナ、レアル・マドリード(ともにスペイン)など欧州のビッグクラブで活躍し、09年からは母国のコリンチャンスでプレーしていたが、度重なる膝の負傷の影響などで精彩を欠いていた。故障との戦いに終止符を打った点取り屋は「私のサッカー人生は美しく、素晴らしかった」と語り、現役に幕を下ろした。(共同)

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2011年2月15日のニュース