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オジェック監督、警戒「レベル上がっている」

[ 2011年1月29日 06:00 ]

笑顔で会見するオジェック監督

アジア杯決勝 オーストラリア―日本

(1月29日 カタール・ドーハ)
 浦和で指揮を執った経験があるオーストラリアのホルガー・オジェック監督(62)は「日本のレベルは確実に上がっている。若い世代にタレントが豊富で技術が高い」とザックジャパンを警戒した。

 日本戦は01年8月15日の対戦を最後に90分での敗戦がなく、02年以降は2勝2分け(PK戦決着は引き分け扱い)と相性はいいが「過去のことは関係ない。監督も選手も代わっているからね」と気を引き締めた。

 ドーハ郊外にある練習場で行った最終調整では、キューウェルらが笑みを交わしながらも緊張感を漂わせた。公開された冒頭は2人1組でのパス交換や、5、6人同士でボールを奪い合う練習で汗を流した。今大会2得点のMFジェディナクは「日本は難関だけど、チーム全員がやる気に満ちている。楽しみ」と決勝が待ち遠しそう。DFニールは「香川がピッチに立てないことを残念に思う」と気遣いを見せ「決勝の舞台に立てることを誇りに思う。チーム一丸で勝ちたい」と力を込めた。

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2011年1月29日のニュース