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香川、日本で手術…7月の南米選手権も微妙に

[ 2011年1月29日 06:00 ]

日本で手術を受けることになった香川真司

 右第5中足骨を骨折して日本代表を離脱したMF香川真司(21=ドルトムント)が日本で手術を受けることになった。クラブが28日、公式サイトで発表した。既に香川は帰国の途に就いたという。日本での手術は香川本人の希望でクラブ側も同意した。香川がドイツに戻る時期については未定という。

 アジア杯準決勝韓国戦で負傷した香川は27日、車椅子姿でドイツのデュッセルドルフ空港に到着。報道陣に通訳を通じて「まだ状況を受け入れられずにいる」と無念の表情でコメント。その後はすぐにデュイスブルクの病院で所属するドルトムントのブラウン医師による精密検査を受け手術を受けることが決定した。

 クラブは公式サイトで「残るリーグ戦は全て欠場することになる」と今季絶望となったことを発表。クロップ監督は「この負傷で3カ月以内に治った例など聞いたことがない。シンジの今季は早くも終わってしまった」と離脱を嘆いた。指揮官は「時間をかけて完璧な治療法を見つけたい」と慎重に治療させる見通しを示した。リハビリ期間などを含めると、7月の南米選手権(アルゼンチン)への参加は微妙な状況。9月から始まる14年W杯ブラジル大会のアジア予選に向け、ザッケローニ監督のチームづくりにも大きな影響を与えそうだ。

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2011年1月29日のニュース