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さあ韓国戦…ザック「細かいところに注意したチームが勝利」

[ 2011年1月24日 19:17 ]

韓国戦前の記者会見を終え、韓国代表の趙広来監督(右)と笑顔であいさつする日本代表のザッケローニ監督

 サッカーのアジア・カップで、日本は25日午後4時25分(日本時間同10時25分)からドーハで準決勝の韓国戦に臨む。24日、公式記者会見に臨んだザッケローニ監督は「一瞬たりとも気を抜かないことが大切」と引き締まった表情で話した。この後、チームは最終調整した。

 ともに昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で16強入りした伝統のライバル対決。日程上は日本が準々決勝からの間隔が1日長い条件で迎える。23日を完全休養日に充てた同監督は「選手は大切さを分かっている。モチベーションをいい具合に調整したい」と気負い過ぎにも注意を払った。出場停止のDF吉田(VVVフェンロ)に代わり、岩政(鹿島)の起用も明言した

 冒頭が公開された練習では、韓国報道陣も多数見守る中、MF香川(ドルトムント)らがパス回しなどで体をほぐした。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が29位で韓国は39位。過去の対戦成績で日本は11勝21分け(PK勝ち2、PK負け1を含む)38敗と負け越している。2007年の前回大会では3位決定戦でPK戦で敗れた。

 ▼日本代表・ザッケローニ監督の話 二つのチームの特長は似ている。力が接近した場合、細かいところに注意したチームが勝利につながる。そこが一番大事だ。

 ▼韓国代表・趙広来監督の話 両チームともハイテンポで攻めるはず。大会随一の試合になるだろう。肉体的には日本より疲れているが情熱があるので問題ない。(共同)

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2011年1月24日のニュース