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異色なDF岩政先発濃厚「強さのタイプは僕以外にはいない」

[ 2011年1月24日 09:04 ]

カタール戦の翌日、準決勝に向けて調整する岩政

アジア杯準決勝 日本―韓国

(1月25日 カタール・ドーハ)
 サッカーのアジア・カップで、日本は25日午後4時25分(日本時間同10時25分)からドーハで行われる準決勝の韓国戦に臨む。出場停止のDF吉田(VVVフェンロ)に代わり、センターバックで先発が濃厚なDF岩政(鹿島)は「皆がベストを出さないと勝てない。今大会の韓国は前線に若い選手が入り、警戒しないといけない」と大事な一戦をにらんだ。

 遅咲きの28歳。東京学芸大時代に取得した数学の教員資格を持つ異色な経歴のサッカー選手は、187センチの長身でヘディングが武器だ。同じタイプのDF闘莉王(名古屋)DF中沢(横浜M)らを故障で欠く今大会で「自分には強さを求められる。闘莉王や(中沢)佑二さんがいない中で、強さのタイプは僕以外にはいない」と自信たっぷりに語った。

 2009年10月のスコットランド戦で代表デビュー。昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は出場機会がなかったが「他の国のセンターバックでもそんなにはね返している選手はいなかった。そこは自信を持っていいかなと思った」。アジア杯は途中出場ながら2試合を経験した。決勝進出が懸かる日韓戦に向け、準備は整っている。(共同)

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2011年1月24日のニュース