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出場停止・主将の分も…久御山、初の決勝進出

[ 2011年1月9日 06:00 ]

<久御山・流経大柏>PK戦を制した久御山イレブンはGK絹傘(1)とだきつく

全国高校サッカー選手権準決勝

(1月8日 東京・国立競技場)
 【久御山2―2(PK3―2)流経大柏】主将不在をチーム一丸で乗り越えた久御山が国立初勝利。準々決勝に続くPK戦の末に第86回大会王者の流通経大柏を破り、初の決勝進出を果たした。2度リードしながら、2度追いつかれる展開に、松本監督は「最初から最後まで苦しかった。自分たちの選手の凄さにビックリしています」とイレブンを称えた。

 警告累積で守備の要のDF山本主将が出場停止。マネジャーの発案でベンチには背番号13のユニホームを掲げた。PK戦で2本止めたGK絹傘は「主将が出られなかった分まで、みんなで勝とうという気持ちだった」と結束の固さを強調した。

 応援席で声援を送った山本は「最高の仲間です」とチームメートに感謝。決勝に向けて「久御山らしい、面白いサッカーを見せたい」とバルセロナを手本とするパスサッカーで初優勝を狙う意気込みを示した。

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2011年1月9日のニュース