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吉田執念ヘッド!日本 ロスタイムに追いつきドロー発進

[ 2011年1月9日 21:27 ]

日本―ヨルダン 試合終了間際にヘディングで同点ゴールを決める吉田

 アジア杯第3日は9日、カタールのドーハで行われ、日本代表は1次リーグB組初戦でヨルダンと1―1で引き分けた。90分間圧倒的にボールを支配した日本だったが、前半終了間際にアンラッキーな失点。敗色濃厚のロスタイムにDF吉田のヘディングシュートで追いつき、何とか勝ち点1を拾った。

 立ち上がりからボールを支配した日本は、FW前田、MF本田圭らが積極的にゴールを狙う。同25分にはMF長谷部のシュートのこぼれ球を拾った吉田が豪快なボレーでゴールに突き刺したがオフサイドの判定。同40分にはMF香川がゴール前に抜け出したが、相手GKの好守に阻まれた。好機をつくりながら決め切れない日本は、前半終了間際にヨルダンMFハサンのシュートが吉田のつま先に当たってゴールとなるアンラッキーな失点。前半は0―1とリードされて終えた。

 後半はFW李、岡崎を投入してゴールに迫ったが、守りを固めるヨルダンに跳ね返される時間が続く。終了間際のロスタイム、左CKから長谷部がクロスを入れると、混戦に飛び込んだ吉田が執念の同点ヘッドをゴールに突き刺した。

 16強入りした昨年のW杯南アフリカ大会の後、就任したザッケローニ監督にとって初めて迎えた公式大会。日本は原則4年に1度、代表チームのアジア王者を決める大会で、単独最多となる4度目の優勝を目指す。

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