日本男子、インドを圧倒！８強入り／アジア大会

日本―インド　後半、４点目のゴールを決める永井（中央）

　【広州アジア大会】サッカー男子の決勝トーナメント１回戦を行い、Ｕ―２１（２１歳以下）代表で臨んでいる日本はインドに５―０で圧勝して８強入りした。日本は１９日の準々決勝でトルクメニスタン―タイの勝者と戦う。

　日本は前半１７分に永井（福岡大）が先制点を決め、さらに山崎（磐田）と山村（流通経大）が追加した。後半にも永井が今大会４点目を挙げるなど２点を加えた。守備は１次リーグから４試合連続で無失点。

　≪好調永井３戦４発≫日本のエースＦＷ永井が好調だ。２ゴールを挙げ、出場した３試合で通算４得点と量産している。
　２点とも持ち味のスピードが生きた。守備の裏を狙って走り、好パスを呼び込んで決めた。後半１２分に退いてハットトリック達成はならなかったが「パスがちょうどいいところに来た。決めやすい形だった」と高まってきた周囲との連係に納得の様子だった。

　▼関塚隆・日本男子監督の話　１次リーグとは違った緊張感の中で試合に臨んだ。先制点を奪えたことで優位に試合を進められた。

　▼スクビンデル・インド男子監督の話　率直に言って日本の方が速さや決定力が上だった。スピーディーな展開に反応できなかった。（共同）