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入場者水増し…大宮に制裁金2000万円

[ 2010年11月16日 17:42 ]

 Jリーグは16日、主催試合の入場者数を水増し発表していた1部(J1)大宮アルディージャに対し、過去最高額に並ぶ制裁金2千万円を科したと発表した。

 大宮は2007年11月~10年10月までのホーム58試合で入場者数を偽って発表し、水増しは計11万1737人に上った。
 制裁金2千万円は、08年5月の浦和―G大阪(埼玉スタジアム)でサポーター同士のもみ合いを防げなかったホームの浦和に科された最高額に並んだ。
 Jリーグのクラブに対する制裁は重い方から除名、出場権はく奪、勝ち点減、制裁金、けん責の5種類があるが、勝ち点減以上の重い処分が下されたことはない。

 ▼鈴木茂・大宮社長の話 クラブとして今回の制裁を厳粛に受け止め、皆さまからの信頼を一刻も早く取り戻せるよう、クラブ一丸となってコンプライアンス(法令順守)の強化に取り組んでまいります。

 ▼大東和美・Jリーグチェアマンの話 大宮はリーグからの指示を受け、速やかに(入場者水増しを)調査し、担当者2人を解任したが、それを勘案しても責任は重大。二度とこういうことが起こらないよう、クラブとともに努力したい。

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2010年11月16日のニュース