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イエロー7枚…強豪対決はスコアレスドロー

[ 2010年6月25日 22:45 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第15日は25日、1次リーグG組の最終戦を行い、ダーバンのダーバンスタジアムではブラジルとポルトガルが対戦。FIFAランク1位と3位の対決は前半だけで両チーム合わせてイエローカード7枚が出される荒れ気味のゲームとなり、両チームとも得点がないまま、0―0の引き分けに終わった。

 この結果、ブラジルが2勝1分けの勝ち点7で同組1位、ポルトガルは1勝2分けの勝ち点5で決勝トーナメント進出となった。
 すでに“死のG組”突破が決定していたブラジルはカカーが出場停止、傷負のエラーノに加え、ロビーニョを温存。攻撃のリズムがいまひとつで、しかも、運動量が少ないため連係した動きやパスを出せず、チャンスらしいチャンスをつくれなかった。
 引き分け以上なら無条件で1次リーグ突破となるポルトガルは、この日は先発にR・マドリードのMFペペを初起用。前半は引き気味に布陣して守りを固めた。後半はC・ロナウドやダニーがサイドを突いて攻勢に出たが、攻撃が単発でブラジルの堅固な最終ラインを崩せなかった。

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2010年6月25日のニュース