×

クロスのはずが…山本真、複雑だけど「ゴールはゴール」

[ 2010年4月24日 17:32 ]

<清水・大宮>後半41分、右サイドの角度のない位置から2点目を決める清水・山本真。下は大宮・村上

 【清水2―1大宮】清水は引き気味に守る大宮に手を焼いたが、小野のパスからの先制点と意表を突く山本真のロングシュートで退けた。今季、公式戦10試合負けなしとし、シーズン序盤の主役になっている。

 後半13分、左サイドでボールを持った小野が「いい形で入ってきた」と、相手DFの間に顔を出した兵働にパス。兵働はマトら相手2人をかわして今季初得点を決めた。「イメージ通り。仕掛けて点を取れたのがいい」と胸を張った。
 1―1とされ、引き分けの気配が漂う後半41分、右サイドの角度のない位置から山本真が折り返した。結果的にロングシュートとなり、サポーターの大歓声を受けた山本真は「クロスだったので複雑な気持ちだが、ゴールはゴール」と苦笑い。長谷川監督も「まさか入るとは思わなかった。ラッキーだが、勝つんだという気持ちが生んだ得点」と顔を紅潮させた。
 ヤマザキナビスコ・カップを含めて今季5連勝としたホームに、次戦は浦和を迎える。古巣との上位対決に、小野は「ずっといたチームだが、どこが相手でも勝ち点3を狙う。みんな盛り上がっている」と自信ありげだった。

続きを表示

2010年4月24日のニュース