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W杯メンバー「7割固まった」…あとは“切り札”発掘

[ 2010年4月6日 19:21 ]

 岡田監督はW杯メンバー23人について「七十パーセントぐらいは固まっている」と話す。レギュラーはほぼ決まっており、セルビア戦は交代の「切り札」と考える残り三十パーセント、6~7人を見極める場になる。

 注目は、日本代表から遠ざかっていた選手たちだ。いずれも役立ちそうな特長を有しており、今回招集されなかった候補選手たちをけ落とすには絶好のチャンスだ。
 指揮官が「身体能力は世界で通用する」と評するDF栗原(横浜M)は1対1の強さ、セットプレーでの攻撃参加でアピールできるか。主力の闘莉王(名古屋)が出場停止だけに、ずぬけた存在のいないセンターバックの控えとして名乗りを上げたい。
 けがから復帰した石川(FC東京)は「サイドで勝負して点に絡みたい。チームにいい影響を与えられるはず」とスピードを前面に売り込むつもりだ。鋭いドリブルとシュートが武器の山瀬(横浜M)は「ずっと代表に呼ばれていなかったので、駄目でもともと。余計なことを考えずにやる」と力みは感じられない。
 185センチの長身、矢野(新潟)は高さだけでなく、豊富な運動量で前線からの守備でも貢献を誓い、福岡大の永井は爆発的な速さで大学選手として初のW杯出場を目指す。

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2010年4月6日のニュース