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なでしこ北米遠征違約金は1億円超も

[ 2009年5月14日 06:00 ]

 日本協会の犬飼会長は13日、新型インフルエンザの流行に伴い女子日本代表なでしこジャパンの北米遠征を中止したことに関し「違約金があるから行かせるという判断はない」と米国とカナダの両協会に違約金を支払う考えがあることを明かした。

 20日と23日には米国代表と、25日にはカナダ代表との試合が組まれていたが、いずれもチケットは発売されていた。試合の広告宣伝費、放送権料なども違約金として請求されれば、3試合で1億円を超える可能性もある。日本協会にとっては痛手となるが、犬飼会長は「命のやりとりをしているわけではない」と選手の安全を最優先させた。
 北米遠征の中止を受けて、女子日本代表候補は19日から24日まで、福島・Jヴィレッジで代替合宿を行う。佐々木監督は「チームの層を厚くすることに主眼を置く」とコメントした。

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2009年5月14日のニュース