×

鹿島 非公開練習で緊張感高める

[ 2008年9月16日 18:07 ]

アデレード戦に向けた練習で、競り合う鹿島の内田(左から2人目)と小笠原

 サッカーのアジア・クラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦は17日、各地で行われる。日本勢は鹿島が午後7時からホームでアデレード(オーストラリア)浦和はアルカディシア(クウェート)G大阪はアルカラマ(シリア)と17日午後10時(日本時間18日午前4時)から敵地で対戦する。鹿島は16日、茨城県鹿嶋市内で1時間の公式練習を行い、雨の中でボール回しなど基本を反復した。公式記者会見に臨んだオリベイラ監督は「アデレードは攻守の切り替えが速く、8強の中で最も強いと思う。地元の有利さを生かして戦いたい」と警戒。同席したFWの興梠は「鹿島らしいサッカーをして勝ちたい」と意気込んだ。既に現地入りした浦和とG大阪も同日夜、公式練習予定。

 17日のACLアデレード(オーストラリア)に向け、カシマスタジアムで15日には非公開練習をした鹿島はこの日もフォーメーションやセットプレーに関するトレーニングを封印。再開されるアジアでの戦いを前に、情報漏えいを警戒した。

 1次リーグを無敗で通過したアデレードの試合ビデオをチェックした選手たちは、6試合を2失点でしのいだ堅守とまとまりのよさが印象に残った様子。DFの岩政は「非常にいいチーム。少しはもろさがあると思ったが、こちらの考えが甘かった」と気を引き締め直した。

続きを表示

2008年9月16日のニュース