×

“ドイツドツイて”きみまろ流エール

[ 2008年8月21日 06:00 ]

3位決定戦に臨むなでしこジャパンにエールを送った綾小路きみまろ

 【北京五輪・サッカー女子】漫談家の綾小路きみまろ(57)が、女子サッカー初のメダル獲得に挑むなでしこジャパンの佐々木則夫監督(50)に金言ならぬ“銅言”を送った。ドイツとの3位決定戦に向け「サッカーは格闘技。佐々木監督には“ドイツもこいつもドツイて行け”みたいなジョークで選手の緊張をほぐしてもらいたい」ときみまろ流アドバイスを送った。

 面識はないものの佐々木監督とは“師弟”関係にある。佐々木監督は試合直前の選手の重圧を和らげようと、中年女性に人気のあるきみまろのDVDで“笑いのツボ”を研究している。この事実を知ったきみまろは感激し、18日の準決勝・米国戦をテレビ観戦。2―4と逆転負けを喫し決勝進出を逃したことを「みんな最後の方は仮死状態になるまで頑張ってた。私が監督ならカツラを取って“金メダルをハゲます”とかやるんだけど」と悔しがった。

 日本サッカーにとって40年ぶりのメダル獲得に向け、師匠からの秘策はこの日、スポニチを通じて佐々木監督に伝えられた。指揮官も「“佐々小路のりまろ”としては師匠の言葉を使わないわけにはいかない」と大一番を前に感謝しきりだった。

続きを表示

2008年8月21日のニュース