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浦和 苦手の大分アウェーで完敗

[ 2008年7月12日 21:28 ]

大分に完敗し、うなだれる闘莉王(4)ら浦和イレブン

 【浦和0-2大分】最後まで攻めたが、ついにゴールを奪うことはできなかった。ここまでリーグ最多タイの27得点を誇る浦和攻撃陣が、同最少タイの13失点の大分守備陣に封じ込まれた。ここ3年間で1分け2敗と苦手にしている大分のアウェー戦で完敗した浦和のエンゲルス監督は「早い時間での失点は、避けなければいけなかった。相手のゲームプランになった」と悔やんだ。

 圧倒的に攻めながらも、リードされたまま前半を終える。後半開始から高原と梅崎を投入したが、攻撃の歯車はかみ合わず、終盤にカウンターから追加点を許した。ボランチでプレーした闘莉王もたびたび攻撃参加したが、ボールはつながらず。「自分が上がったときに、なかなか良いクロスが入らない。1点でも取り返せれば良かったが…」と悔しそうだった。
 ポンテが右太もも裏を痛め、三都主も左脚付け根を負傷。本来、攻撃の中核を担うべき選手を失い、いつもの迫力を欠いた。試合前に「ポンテがいないのは、もちろん痛い」と話していたエンゲルス監督。その言葉が現実となり、試合後の表情はさえなかった。

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2008年7月12日のニュース