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愛、現役続行を宣言!次の目標は14年東京で世界一

[ 2012年9月9日 06:00 ]

祝勝会でラケット型の特別ケーキに大喜びの(右から)福原、石川、平野

 次の目標が決まった。ロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した福原愛(23=ANA)、石川佳純(19=全農)、平野早矢香(27=ミキハウス)が8日、都内で行われた祝勝会に出席。五輪以降、今後の競技生活について明言を避けてきた福原は、「14年に東京で世界選手権があるので、またみんなで力を合わせて頑張れるようにしたい」と初めて現役続行を宣言した。2年後の世界選手権は団体戦で行われ、東京・国立代々木競技場で14年4月28日に開幕する。

 福原は先月24日に昨年から痛めていた右肘の手術を受けた。現在はトレーニングをしていないが、「術後は順調です。肘も少しずつ曲げられるようになってきた」と回復ぶりに笑みを浮かべる。今後はリハビリを経て練習を再開する予定。「まずはリハビリを頑張りたい」と話したが、シングルスで連覇のかかる来年1月の全日本選手権での復帰が有力だ。10日には東日本大震災で甚大な被害を受けた故郷・仙台市を訪問し、メダル獲得を報告。2年後の大舞台を目指して、少しずつ歩みを進めていく。

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