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星、さすがの2冠!ロンドン五輪銅の意地見せた

[ 2012年9月9日 06:00 ]

女子100メートルバタフライで優勝し、表彰式で笑顔の星奈津美

 水泳の日本学生選手権第2日は8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、ロンドン五輪女子200メートルバタフライ銅メダルの星奈津美(22=早大)が100メートルを58秒96で制し、前日の200メートルに続いて2冠を達成した。ロンドン五輪で3つのメダルを獲得した鈴木聡美(21)が所属する山梨学院大は女子400メートルメドレーリレーで4分5秒24で優勝し、鈴木は前日の100メートルに続く2冠とした。

 星は苦手の100メートルも2位に体半分の差をつけて快勝した。自己ベストの58秒57には及ばなかったが、ただ一人の58秒台となる58秒96で五輪メダリストの意地を見せた。100メートルへの意識はロンドンで変わった。個人種目の出場だけだったが、日本女子はメドレーリレーで3大会ぶりに銅メダルを獲得。「感動して泣いた。リレーっていいなと思った」。4年後のリオデジャネイロ五輪では得意の200メートルに加え、メドレーリレーでメンバー入りしてメダルを狙う目標ができた。「最低限57秒台で泳げるようにしたい」と今後はスピード強化に力を注ぐ。

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2012年9月9日のニュース