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IOC 男子サッカー韓国選手の竹島メッセージで調査へ

[ 2012年8月11日 21:17 ]

サッカー男子3位決定戦の日韓戦後に、「独島はわれわれの領土」とのメッセージを掲げる朴鍾佑選手=10日、ミレニアムスタジアム(韓国オリンピック写真共同取材団提供=共同)

 国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長は11日、英国のカーディフで10日に行われたロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦、日本―韓国の試合後に、韓国選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げたとして、調査する方針を示した。

 韓国メディアの電子版などに韓国の朴鍾佑選手が「独島はわれわれの領土」と韓国語で書かれたメッセージを持つ写真が掲載され、インターネット上などで問題視されていた。

 アダムス広報部長は「現段階で言えるのは、五輪と政治を混同しないという原則だけ。政治的な立場を示すのは、五輪の場ではない」と述べ、詳細を把握したいとの考えを示した。

 IOCは五輪憲章で、五輪施設や会場などでの政治的な宣伝活動を禁じている。違反があった場合は、当該選手の失格や資格認定証の取り消しの処分を定めている。

 3位決定戦は韓国が2―0で勝ち、銅メダルを獲得した。(共同)

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