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アーチェリーの川中 「山と海しかない」故郷盛り上げる

[ 2012年7月1日 06:00 ]

 ロンドン五輪出場を決めたアーチェリー男女の3選手が30日、奈良県生駒市の近大グラウンドで練習を公開し、近大3年の川中香緒里(20)が地元に吉報を届ける決意を語った。

 出身地の鳥取県琴浦町は「山と海しかない」というのどかな町だが、川中が五輪切符を獲得したことで激変。同町初の五輪選手誕生に臨時町内放送が流れ、この日も地元テレビ局が取材に訪れた。「町の人に喜んでもらってうれしい」という川中は「個人では入賞、団体ではメダル獲得」という目標を掲げ、1万9000人まで人口の減った故郷の活性化を誓った。

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2012年7月1日のニュース