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大迫、絶妙アシストでアピール「あとは待つしかない」

[ 2012年7月1日 06:00 ]

<新潟・鹿島>後半、同じ五輪予備登録メンバーの新潟・鈴木大(右)と激しく競る鹿島・大迫

J1第16節 鹿島1-1新潟

(6月30日 東北電ス)
 ロンドン五輪予備登録メンバー35人に選出されている鹿島のFW大迫が先制弾をアシストした。前半17分に新井場とのワンツーで左サイドを突破。マイナス方向に絶妙のパスを送り、ドゥトラのゴールを演出した。

 27日のナビスコ杯清水戦で2得点しており、公式戦2戦連続で得点に絡む活躍。U―23日本代表の武藤コーチの視察する前で精度の高いプレーを見せ「五輪代表発表が近いことは意識していた。周りといい関係でプレーできたと思う。でも得点が欲しかった」と振り返った。

 五輪に懸ける思いは強い。07年U―17W杯では本大会直前でメンバーから落選。この世代は09年U―20W杯の出場権を逃しており、大迫がロンドンのピッチに立てば初の世界大会の舞台となる。「五輪はどうしても出たい大会。どうなるか分からないけど、あとは待つしかない」。2日の五輪代表発表前のラストマッチで結果を出し、やるべきことはやった。あとは吉報を待つだけだ。

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2012年7月1日のニュース