金沢学院大の五輪代表が会見　伊藤「楽しみな気持ち」

ロンドン五輪に出場する金沢学院大勢の代表選手５人。左から女子高飛び込みの中川真依、重量挙げ女子の嶋本麻美、トランポリン男子の伊藤正樹、重量挙げ女子の八木かなえ、トランポリン女子の岸彩乃

　ロンドン五輪に出場するトランポリン男子の伊藤正樹ら、金沢学院大勢の代表選手５人の壮行会が９日、金沢市内で行われ、大学院生の伊藤は記者会見で「今は楽しみな気持ちが強い。表彰台の一番いいところを狙っていきたい」と同競技で日本勢初のメダル獲得を目標に掲げた。

　重量挙げ女子で大学２年生の八木かなえは「（バーベルを）挙げた後の笑顔がすてきだと言ってもらっているので、力を発揮して最高の笑顔を見てもらえるように頑張りたい」と初々しく宣言。八木と同級生でトランポリン女子の岸彩乃は「笑顔で帰国したい」と話し、重量挙げ女子で大学職員の嶋本麻美は「初出場で緊張するが、少しでも上位に入れたらいい」と意気込んだ。

　ただ一人２度目の出場となる女子高飛び込みの中川真依は「少しでもメダルに近づければいい」と１１位に終わった北京五輪の雪辱を誓った。