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母に肝臓を提供の宮沢 86位も「悔いなし」

[ 2008年8月9日 19:39 ]

 【北京五輪 自転車】男子個人ロードレース(245キロ)を行い、サムエル・サンチェス(スペイン)が6時間23分49秒で優勝した。日本勢は宮沢崇史(梅丹本舗GDR)は31分35秒遅れの86位。別府史之(スキルシマノ)は途中棄権した。

 宮沢は01年9月に肝硬変を患った母・純子さんに自らの肝臓の半分を提供した。移植後は2年ほど競技から離れたが「五輪で結果を出すことで、自分にとっても周りにとっても意味を持つ」と奮起し、五輪出場を果たした。86位に終わったが「力は出し切れたので、悔いはない」と語った。

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2008年8月9日のニュース