【札幌新馬戦】“3億円馬”ホウオウプレミアV ルメール「まだ良くなる」

[ 2021年8月16日 05:30 ]

<札幌5R新馬戦>サンストックトン(左)との叩き合いを制して勝ったホウオウプレミア(撮影・千葉 茂)
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 札幌5R新馬戦(芝2000メートル)は、19年セレクトセールで2億9160万円(税込み)で取引された評判馬ホウオウプレミア(牡=奥村武、父ロードカナロア)が差し切った。序盤は行きっぷりが悪く、道中から鞍上のルメールの手が動いたが勝負どころで先団に取りつくと、しぶとく脚を使った。

 ルメールは「幼いけど能力はありそう。反応はまだまだ良くなりそうで、最後も楽だった。距離は2000メートル以上あっても全然問題ない」とクラシックディスタンスでの活躍に太鼓判。奥村武師は「調教通りのレースになって、フラフラして子供っぽさを見せていた。それでも最後まで走りきれるのは能力の高さ。よく勝ってくれました。素質だけで勝った感じ。ジョッキーも“上積みしかない”と言っていました」と笑顔で振り返っていた。昨年の当コースの新馬戦は皐月賞馬エフフォーリアが初陣Vを飾っている。

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2021年8月16日のニュース