【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】9日中山8R 3歳の好素材ムスコローソが初のダート起用で覚醒

[ 2018年12月9日 08:00 ]

 国内で2歳女王を決める阪神JFが行われる本日、海外では香港国際競走がゲートイン。香港といえば、3年前に出張した時のドタバタを思い出す。香港マイルをモーリスが制して取材に右往左往していると、香港カップもエイシンヒカリが優勝。急きょ紙面で大展開することになり原稿量は膨大に。迫る締め切りに追われて脂汗が出たものだ。今年も日本馬2頭の一騎打ちムードが漂う香港カップを筆頭に、複数の勝利が期待できるラインナップ。競馬担当になったばかりで初の海外出張をしている小野記者の奮闘を期待したい。

 本日、当欄で取り上げるのは中山8R。懇意にしている手塚師が“お薦め”してくれた◎ムスコローソでドンと勝負する。東京芝1600メートルの新馬戦を5馬身差で圧勝し、その後も何度か高レベルな走りを見せたためにダート戦を試すタイミングがなかったが、父ヘニーヒューズ&母の父アドマイヤムーンの血統配合は完全に砂向き。正直、今回は待ちに待ったダート戦への初出走だ。ゲートの遅さという弱点はあるものの、手塚師は「芝よりもダートの方がペースは上がりやすく、うまくはまるのでは」と前向き。デビュー10戦目での“配転”で隠れていた才能が開花するとみた。

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2018年12月9日のニュース