【香港国際競走】8頭が遠征も日本勢3年ぶり未勝利…3着が最高

[ 2017年12月10日 17:51 ]

 香港国際競走「第24回香港ヴァ―ズ」、「第19回香港スプリント」、「第27回香港マイル」、「第31回香港カップ」が10日、シャティン競馬場で行われた。8頭が遠征した日本勢は3年ぶりに未勝利に終わった。

 ヴァーズではトーセンバジルが3着と健闘したが、菊花賞馬キセキは9着と大敗。アイルランドのハイランドリールが完勝でG1通算7勝目を挙げた。

 スプリントはレッツゴードンキが6着、ワンスインナムーンは12着とともに着外。レッツゴードンキは出遅れが響き、ワンスインナムーンは道中の不利でスムーズさを欠いた競馬となった。地元の“ミスター短距離王”ミスタースタニングが優勝した。

 マイルも地元のビューティージェネレーションが逃げ切りV。このレースをもって引退するサトノアラジンは11着。3コーナーから進出する積極策で活路を見出そうとしたが、直線で力尽きた。

 日本勢が連覇していたカップでは、ネオリアリズム3着、ステファノス4着、スマートレイアー5着と日本馬3頭が上位を賑やかしたが、優勝は地元のタイムワープ。香港勢はこれで3勝目で、一方の日本勢は3年ぶりに勝利がなかった。

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2017年12月10日のニュース