【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】9日中京11R メートルダールに重賞初制覇の好機到来

[ 2017年12月9日 08:00 ]

 先週のチャンピオンズCで◎指名したサウンドトゥルーは11着。追い込み脚質とあって流れに左右されるのは仕方ないが、あそこまでペースが落ち着くとは想定外だった。道中1〜3番手の馬が2〜4着に粘ったように、明らかな前残り。中団から差し切ったゴールドドリームの強さは際立った。ただ、緩い流れになったことが逆に奏功し、武器である一瞬の切れを最大限に生かせた印象も。いずれにせよ、後方からジワジワと伸びるサウンドトゥルーには最悪の展開だった。

 本日の当欄では紙面で予想の根拠を掲載していない中京11R・中日新聞杯をピックアップ。狙いは最終追いで桁違いの動きを披露した◎メートルダールだ。5馬身先行していたアンヴェイルド(6歳1000万)を、並ぶ間もなく抜き去って6馬身ぶっちぎり。今週の美浦南Wコースはタフな馬場状態でバランスを崩す馬が続出する中、文句の付けようがない動きだった。4カ月ぶりの実戦でも、12着に敗れた休養前の関屋記念当時より出来は数段上。今回の舞台となる芝2000メートルの距離では新潟大賞典3着など【3020】と複勝率100%を誇り、ハンデはその新潟大賞典から据え置きの55キロ。乗り代わりも兄から弟(C・デムーロ)なら不足は全くなく、鉄砲Vで初タイトルを手に入れる大チャンスとみた。

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2017年12月9日のニュース