【寺下の変　特別編】９日阪神１１Ｒ　先行力上位ボンセルヴィーソの逃げ推し

　暮れの阪神開催でも、芝はコンディションがいい。先週も２歳戦でレコード決着が出るなど、時計の速い決着が目立った。直線の長い外回りでも、よほどペースが速くならない限り、先行馬が有利。先週行われた外回り５レースのうち、４レースは３コーナー３番手以内にいた先行馬だった。日曜のＧ１阪神ＪＦも最内枠に入った◎サヤカチャンの粘り込みに期待したい。

　Ｇ１と同じ芝のマイル戦で行われる土曜メインの１１Ｒ・リゲルＳも、◎ボンセルヴィーソを“逃げ推し”する。秋２戦は先手を奪えず２桁着順に敗れたが、しまいの脚はこの馬なりに使っていた。上がりの速い決着が合わなかっただけだ。

　朝日杯ＦＳ、ＮＨＫマイルＣは逃げ粘って３着。Ｇ１でも積極的な競馬で上位争いを演じてきた。ハナを奪って後続に脚を使わせるような流れに持ち込めれば、巻き返せるはずだ。しかも、当レースは過去５年で逃げた馬が３→２→１→４→１着と好走。“逃げ推し”するには最適のレースだ。

　勝負馬券は単複と、馬連流しで相手は○ファンディーナ、▲サトノアーサー、☆ディバインコード、△レッドアンシェル、キョウヘイ、ブラックムーンの６頭へ。