【ステイヤーズS】ミスターX アルバート“別格”の信頼感

[ 2017年12月2日 05:30 ]

 中山11R・スポニチ賞ステイヤーズSはアルバートには逆らえそうにない。重賞3勝の内2勝がここ2年の同レース。2月のダイヤモンドS(芝3400メートル)制覇を見ても距離はあるだけあった方がいい。前哨戦のアルゼンチン共和国杯(4着)は、昨年が2着だったことを考えれば物足りなく見えるが、58・5キロ(昨年は57キロ)はさすがに酷。むしろ4着に食い込んだことを評価したい。

 鞍上には3年連続でムーアを確保。短期免許で来日する名手だが、このレースの特性はすっかり熟知している。中距離路線の一線級がそろうG2やG1ではワンパンチ足りなくとも、ここならまさに別格の信頼感。減点要素が見当たらない。馬単(9)から(2)(6)(7)へ。

 阪神11R・チャンレンジCはデニムアンドルビーに懸けてみる。不振が続くものの、15年宝塚記念2着など現役屈指のポテンシャルを秘めているのは確か。近走もメンバー上位の上がりを駆使して復活の兆しは見せている。展開面などがかみ合えば突き抜ける能力はまだある。

 ここはプリメラアスールとマイネルミラノの存在が大きい。両馬ともに逃げてこそのタイプで、12頭立てでも極端なスローペースはなさそうだ。前述の宝塚記念に加え、阪神は13年ローズS1着、15年阪神大賞典2着と結果を残してきた。中間の気配も良好で狙うならここしかない。馬単(8)から(3)(5)(6)(9)へ。

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2017年12月2日のニュース