【細原・騎手で獲る 特別編】2日中山11R 地力断然アルバートが3連覇決める

[ 2017年12月2日 08:00 ]

 毎年恒例のマラソン重賞・スポニチ賞ステイヤーズS(中山11R)。2連覇中の王者アルバートが今年も参戦してきたことで敬遠した馬が多く、今年は10頭と手ごろな頭数になった。まぎれが少なく適性の差が大きく出る長距離戦。今年は新興勢力の台頭もなく、例年に似た顔ぶれで馬券は絞りやすくなった。

 ◎アルバートの3連覇は揺るぎない。昨年と同じくアルゼンチン共和国杯からの参戦。その前走は強い3歳馬に突き放されたが、しぶとく伸びて4着と力は示した。軽量の上位勢に比べ、こちらは昨年(2着)よりも1・5キロ重い58・5キロを背負っての競馬。それを考えれば悲観する内容ではない。叩き3走目の今回は着実な上昇が見込め、鞍上はこの馬のことを最も理解している名手ムーア。決着付けの済んだ相手なら3連覇は濃厚だ。馬券は3連単1着固定のフォーメーション。2着にシルクドリーマー、フェイムゲーム。3着にシホウ、プロレタリアトを加えた厳選6点で勝負。

続きを表示

2017年12月2日のニュース