【川崎・ロジータ記念】ステップオブ 1番人気応え重賞2勝目

[ 2017年11月9日 05:30 ]

1番人気に応えてロジータ記念を完勝したステップオブダンス
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 名牝ロジータの功績を称えた3歳牝馬S1「第28回ロジータ記念」が8日、川崎で行われ、1番人気ステップオブダンスがV。2月のユングフラウ賞以来、4戦ぶり2度目の重賞制覇を決めた。

 道中は3番手。前で飛ばす2頭を見ながら、最終4角では馬なりで先頭。後続の追い上げを2馬身半差封じた。デビューVから8戦全て騎乗の森は「2100メートルにしてはハイペース。深追いしないように乗った。手応え抜群で、あとは抜け出すタイミングだけ。確かな成長を感じるし、まだまだ奥がある」。ロジータの死(昨年12月)が公表された翌日のレース。素質馬が完勝で“女傑”への切符をつかんだ。次走は暮れのS3東京シンデレラマイルか、来年1月のG3・TCK女王盃のどちらかになりそうだ。

 ◆ステップオブダンス 父ゴールドアリュール 母ルカダンス(母の父ヘクタープロテクター) 牝3歳 大井・藤田輝信厩舎 馬主・吉田勝己氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績8戦3勝 総獲得賞金4823万円。

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2017年11月9日のニュース