【防府・開設記念】真久留 記念初V!負傷からの復帰飾る

[ 2017年11月6日 05:30 ]

G3初優勝を果たし、カップを手にする和田真
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 追い込んだ和田真久留(99期)が記念初優勝を飾った。レースは猪俣―新山―太田―松浦―和田真―和田健―稲毛―松岡―村上。残り3周で和田真がインを切り、その上を稲毛―松岡―村上で叩き残り2周半から逃げる。打鐘では稲毛―松岡―村上―和田真―和田健―猪俣―太田―松浦―新山で一本棒に。最後方から新山が単騎でまくると松岡が合わせて2角番手まくり。太田は8番手でまくり不発。最終Bで新山が先頭に立つが、新山後位にスイッチした和田真が直線で鋭く追い込みVゴールを駆け抜けた。

 右鎖骨骨折からの復帰戦で目標のG3を制した和田真は「ここまでできるとは。不思議な気持ち」と素直な気持ちを語った。最初にアクションを起こして2段駆けに持ち込んだ近畿勢の4番手を確保したことが勝因の一つになった。「かなりハイラップなレースで脚がいっぱいだったけど何とか新山君について行けた。動いてから位置を取ったのできつかった。(ゴール後は)やっと獲れたという気持ちがこみ上げてきた」と満面の笑み。

 自転車競技にも力を入れる神奈川のスター候補は「今後はG1で活躍できるように頑張りたい」と、さらなる飛躍を誓った。

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2017年11月6日のニュース