【新馬戦総括】圧巻逃げミスターメロディ、8年ぶりレコード

[ 2017年11月6日 05:30 ]

 土曜東京では将来性を感じさせる関西馬2頭が勝ち上がった。ミスターメロディは、2着に8馬身差をつける圧巻の逃げ切りで、東京ダート1300メートルの2歳レコードを8年ぶりに更新。時計のかかる良馬場でゴール前で流す余裕を見せての更新は価値がある。気性が前向きで短距離向きだが「マイルまでは持たせたい」と藤原英師。ジーナスイートは結果的には逃げ切りの形になったが押し出されただけで折り合い面の不安はなし。ステイゴールド×メジロマックイーンの黄金配合。小柄で時計を詰める必要はあるが、成長すれば高い潜在能力を発揮しそうだ。

 京都日曜の芝1400メートル戦はサウンドキアラが好時計V。ディープインパクト産駒らしい切れ味が光った。評判馬が集結した芝2000メートル戦は、6番人気スラッシュメタルが後続を突き放す快勝。操縦性、反応も文句なしで、重賞戦線でも期待できる。

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2017年11月6日のニュース