【万哲の乱 特別編】26日札幌11R 運も味方にデルマサリーチャンが快走

[ 2017年8月26日 08:00 ]

 札幌では注目の「ワールドオールスタージョッキーズ」。出走希望馬も多く、全4戦(土、日曜2鞍ずつ)の出走馬は抽選で決まった。1000万条件の第1、3、4戦は仮に“抽選落ち”しても、次週に同様の番組があるのであまり支障ないが、唯一1600万条件で行われるワールドオールスタージョッキーズ第2戦(札幌11R)は抽選落ちしてしまうと、次週札幌に同条件の番組はなく、新潟や小倉の他場に行くか、秋の中山、阪神まで待機しなければならない。そう考えると、出走できた馬は「強運」ということになる。

 (11)デルマサリーチャンもまずゲートインできたのが何より。もし抽選落ちした場合は、堀井師は「格上挑戦になるけど、次週の丹頂S(9月3日、札幌)に行きます」と気をもんでいたが無事出走がかなった。前走・札幌日経オープン(4着)は内をロスなく立ち回る好騎乗もあったが、重賞常連の相手の健闘が光る。今回は1階級下の準オープン。さらに、今回の札幌芝2000メートルは昨夏(500万条件)にルメールを背に快勝実績がある。指揮官が「洋芝が合うんでしょう。それに夏場は体調がいい」と高レベルで出来も安定。昨夏に続く札幌戦Vの期待は高まっている。

 《もうひと押し》札幌10R・ワールドオールスタージョッキーズ第1戦は(9)キャンディバローズ。前走・STV杯(12着)は外々を回される厳しい競馬。前走の函館はなぜか結果が出ていないが、同じ洋芝でも今回の札幌は2戦1勝、2着1回と方角もいい。

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2017年8月26日のニュース