【先週の新馬戦】レイエンダ 兄レイデオロ似で加速も超一級品

[ 2017年8月1日 05:30 ]

 札幌芝1800メートルで圧巻の勝ちっぷりを見せたレイエンダは、今年のダービーを制したレイデオロの全弟となる。兄に似て操縦性が高く、追ってからの加速力も超一級品。クラシックに乗ってくることは間違いない。重箱の隅をつつくのであれば、多頭数になった時がどうかだが、おそらく難なく対応できる。

 新潟芝1400メートルを好位から抜け出したルッジェーロはキンシャサノキセキ産駒らしく、トモのボリューム感が目についた。いずれは上のクラスまで行けそうな器だ。

 小倉芝1200メートルを逃げ切ったシトリカは“これぞヨハネスブルグ産駒”と言うべき、完成度が売りのスピードタイプ。寸が詰まった体形で、距離は1200がギリギリだろう。カリスタグローリの代表産駒で、06年のアイビスSDを制した母サチノスイーティーに一歩でも近づきたい。

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2017年8月1日のニュース