【宝塚記念】M・デムーロ 完勝のクラウン賞賛「さすがG1馬」

[ 2017年6月25日 16:01 ]

<阪神11R>ガッツポーズでひきあげるM・デムーロとサトノクラウン
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 中央競馬・上半期の総決算「第58回宝塚記念」(G1、芝2200メートル)が25日、阪神競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の3番人気サトノクラウン(牡5=堀厩舎、父Marju、母ジョコンダ2)が勝利した。3/4馬身差の2着にゴールドアクター、さらに1馬身半差の3着にはミッキークイーンが入った。圧倒的1番人気キタサンブラックは直線失速し9着に敗れた。

 「(道中は)キタサンブラックを見ながら走っていた」と鞍上のデムーロが振り返ったように、サトノクラウンはキタサンブラックを徹底マーク。完勝劇には「(サトノクラウンは)気持ちで行っていた。やっぱりこの馬場がすごい合う。直線は馬なりで、すごいいい走りだった」と荒れた馬場も味方した。

 昨年、欧州の名馬ハイランドリールを破って香港ヴァーズ(国際G1)を制したサトノクラウン。再度の大金星に「さすがG1馬。この馬にはずっと自信を持っていた」と満面の笑顔のデムーロ。「大阪杯(6着)の時は残念だったが、今回は良かった」と借りを返した。現役最強のキタサンブラックを破った同馬の秋の活躍にも期待がかかる。

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