【宝塚記念】(8)ミッキークイーン 道悪馬場も問題なし

[ 2017年6月25日 05:30 ]

 紅一点のミッキークイーンは午前4時、栗東で調整する関西馬の中で一番に坂路に登場。キビキビした脚さばきで駆け上がった(4F66秒1)。担当する斉藤助手は「気持ちも乗っていい雰囲気」と報告。木曜に発表された馬体重は前走から12キロ増で「しっかり調教してもカイバを食べるようになった。増えていても問題ない」と目を細めた。

 阪神競馬場は土曜夜から雨が降り続き、道悪開催は避けられそうにない。「阪神牝馬Sを勝っているし、どんな馬場でもいいかな」と力強い。重馬場は2戦2勝。主戦の浜中も「バランスのいい馬だし、道悪も苦にしない」と感触を口にする。前走のヴィクトリアマイルは1番人気7着に敗れたが、得意な中距離の右回りなら反撃可能。鞍上は「キタサンは強いが相手に合わせず、リズム重視で乗りたい」と意気込む。昨年のマリアライトに続く、ディープインパクト産駒の5歳牝馬が大金星Vを狙う。

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2017年6月25日のニュース