【細原・騎手で獲る 特別編】13日東京11R 渋った馬場苦にせずダッシングブレイズが重賞初V決める

[ 2017年5月13日 08:00 ]

 ミッキーアイル、モーリスが引退してマイル路線は主役不在。今年の安田記念は難解な一戦になりそうだ。その前哨戦・京王杯スプリングC(東京11R)も混戦。過去10年で1番人気馬は【1018】と荒れ模様で今年も波乱必至だ。昨年覇者のサトノアラジンは海外遠征(香港マイル7着)明け。昨年のスプリンターズSを制したレッドファルクスも千四の実績に乏しく、グランシルクも脚質的に展開の助けが必要になる。加えて土曜の関東地方は早朝から雨予報。いずれも良馬場が理想なだけに、絶対的な信頼は置けない。

 重馬場2戦2勝と渋った馬場は歓迎の◎ダッシングブレイズで勝負する。昨年のこのレースで0秒4差4着と好走しているように、直線の長い東京は絶好の舞台。前走のマイラーズC(8着)はスタート後に挟まれ行き脚がつかず、流れもスローで展開が向かなかったもの。流れに乗った競馬なら逆襲は可能だ。今回は鞍上・内田と初コンビ。テンにもたつくところがあるので豪腕への手代わりは好材料だ。重賞初Vを決めて大舞台へ向かう。馬券は馬単・馬連。相手はレッドファルクス、トウショウドラフタ、グランシルク、サトノアラジン、トーキングドラム、ブラヴィッシモ。

 【もうひと勝負】京都9R人気を承知でジョーダンキングに◎。体質の弱さで出世が遅れたが、中央再転入2戦目の前走は6馬身差の快勝劇。鮫島良は「転入初戦(2着)はイレ込みがきつかったが、環境に慣れたのか前走は返し馬から落ち着いていた。力は抜けているし、手ごろな頭数(11頭立て)で競馬もしやすい」と好勝負を意識する。レースセンス抜群で器は重賞級。ここは通過点だ。単勝で勝負!!

続きを表示

2017年5月13日のニュース