【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】13日京都12R 馬具効果で戦績安定のケイマが2戦目で現級突破

[ 2017年5月13日 08:00 ]

 今週のトレセンでは日曜に行われるヴィクトリアマイル組はもちろん、オークスの1週前、さらにはダービーの2週前とG1に出走する馬たちが続々と追い切られた。1レースの売り上げは有馬記念が断然トップだが、競馬界のサイクルはダービーを中心に回っている。1年で最も競馬が盛り上がる季節。原稿にしろ予想にしろ、ファンに有益な情報を提供できるように気を引き締めて取材したい。

 本日の当欄で取り上げるのは京都12R。先週日曜の推奨馬キングハート(1着)で味をしめたわけではないが、ここも中山の前走で好印象を抱いた◎ケイマが狙い目とみた。その前走は着順こそ5着止まりだったが、当時は休み明け&昇級戦&初コースと未知の要素が満載。優勝したヒカリブランデーを筆頭に経験豊富なコース巧者が集結していたことを考慮すれば、好位から粘って0秒5差は善戦した部類。自身の持ち時計も0秒2詰めている。経験馬が相手の初戦を後方から最速の上がりで2着するなど、速い段階から素質の片りんは見せていたが、2走前から装着したブリンカーの効果でレースぶりがグンと安定。過去【0110】と良績がある京都ダートに戻る今回、1000万はあっさり卒業可能とみた。

続きを表示

2017年5月13日のニュース