【万哲の乱 特別編】13日京都11R 気温上昇でパドルウィールが本領発揮

[ 2017年5月13日 08:00 ]

 金曜の栗東は夏のような陽気。ヴィクトリアマイルにアスカビレンを送る中尾師は競馬週刊誌に掲載された愛馬の立ち姿の写真を見て「ほら(昨秋の)エリザベス女王杯の頃とは全然違うでしょ?冬毛がボーボーだったのが、今はこの毛ヅヤ。夏女なんですね」と丁寧に解説。当初は無印予定だったが、慌てて△を追加した次第。上位人気馬はかなり強固だが、3連単の穴馬になる可能性はある?

 中尾厩舎は京都11R・都大路Sに(6)パドルウィールを送る。昨年12月のG2金鯱賞で2着に好走した実績馬が、前2走は15、16着と思わぬ大敗。中尾師は「こちらも本来は暖かくなっていいタイプ」とのジャッジ。なるほど、昨年は6月阪神の京橋特別2着、7月中京のシンガポールターフクラブ賞1着と夏場に活躍した。その京橋特別が重馬場での好走で、本日土曜の雨予報も大歓迎。道悪で差し馬勢の瞬発力が鈍るようなら、先行押し切りの同馬には好走条件が整う。

 《もうひと推し》京都9R・蹴上特別は(5)ソルプレーサの逃げ切り。土曜の東京12R(ダート1600メートル)に出馬投票したが除外になったために、こちら(京都ダート1900メートル)に再投票。近走は1200メートル戦で前に行っていただけに、この距離なら楽に先手が奪えるはず。過去に1800メートルで2勝しており、今回の距離も守備範囲。メンバー的にも単騎逃げが見込める。急きょの京都遠征が吉と出そうだ。

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2017年5月13日のニュース