【川口・オールスター】鈴木圭が快勝!オート界初SG4連覇達成

[ 2017年5月4日 05:30 ]

プレゼンターのはるな愛(左)、埼玉県川口市の奥ノ木信夫市長(右)に祝福され笑顔の鈴木圭
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 川口オートレース場の今年初SG「第36回オールスター」(優勝賞金1300万円=副賞を含む)は3日、最終12Rで0Mオープンの優勝戦が争われた。レースは8周2コーナーで先頭に立った鈴木圭一郎(22=浜松)が快勝。オート界初のSG4連覇を達成した。

 自ら選んだ8枠という試練を、いとも簡単に乗り越えた鈴木圭は「スッキリした。SG4連覇は難しいことだと思って逆のことをした。枠番も周りが嫌がる方、タイヤも周りが使わない方。枠番のおかげで緊張しなかった」。とにかく、あらゆる面で次元が違う。

 試走トップの3秒28で1番人気。普通なら重圧となる状況も、今の鈴木圭はあっさり味方につけてしまう。「8枠の車券を買うのは勇気が必要だと思う。自分を信じてくれているのが伝わってきた。今までのSG優勝戦でベストのレースができた」。屈強なライバルたちも脱帽するしかない。

 8月の伊勢崎オートGPでSG全冠制覇が懸かるが「自信を持ち過ぎると事故につながる。これからもいいレースを心掛けたい」とサラリ。次はどんなサプライズを見せてくれるのか。今年も鈴木圭がオート界を力強くリードする。

 ◆鈴木 圭一郎(すずき・けいいちろう)1994年(平6)11月30日生まれ。東京都出身。浜松支部所属。13年7月1日登録の32期生。同期は益春菜、吉原恭佑、中村友和、鈴木宏和ら。通算15V(SG4V、G1・3Vを含む)。1メートル59、51キロ。血液型A。

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2017年5月4日のニュース