【阪急杯】古川、久々騎乗“芝のデイバロー”に期待「流れ向けば」

[ 2017年2月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=23日】木曜は朝から土砂降りの雨。寺下はズブ濡れになりながら調教スタンドにたどり着いた。引き揚げてくるジョッキーを待っていると、古川が騎手控室に現れ、報道陣が取り囲む。

 日曜の阪急杯はヒルノデイバローとコンビを組む。水曜の最終追いは坂路で前にいた馬がフラつき、進路を切り替えるアクシデントがあったが、ラスト1Fは12秒0。感触を確かめた鞍上は「稽古は動くからね。いい印象しかないよ」と乗り味を絶賛する。前走のシルクロードSは直線強襲して4着。芝に転向して1年がたち、ようやく慣れてきた。鞍上とのコンビは昨年1月の羅生門S(1着)以来となるが「(芝の走りが)板に付いてきたみたい。流れが向いてくれれば」と力を込めた。

 出走馬が確定する前の木曜朝時点で鞍上の騎乗予定馬は7頭だったが、実際には10頭に騎乗。「フタを開けてみたら頭数が増えていることも。皆さん聞いてない馬がいるけど、そういう馬がけっこう走るんだよな」と不敵に笑った。

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2017年2月24日のニュース