【万哲の乱 特別編】18日京都11R 充実ウインファビラスが重賞獲りへ

[ 2017年2月18日 08:00 ]

 季節柄、雪の心配があった1回東京競馬は開催を通じて天気に恵まれ、フェブラリーSも良馬場でどうやら迎えられそう。一方で京都は雪で中止順延もあり、雨の開催もあり。先週あたりは芝もかなり悪化し、直線は内を避けた馬が台頭する“外伸び天国”だった。さらには17日の金曜も雨で湿った状態。パワー型を徹底的に推したい。

 京都11R・京都牝馬Sでは断然人気のレッツゴードンキもパワー馬場はOKだが…。人気を加味すれば、大外18番枠のウインファビラスが妙味。2歳のG1・阪神ジュベナイルフィリーズ(2着)ではあのメジャーエンブレムに続いた実績馬。3歳時は馬体減に苦慮し、エンジン全開とはいかなかった。昨年4月の桜花賞(12着)で442キロだった体は、前走・ニューイヤーS(3着)で468キロにまでアップ。畠山師が「しっかりと調教で負荷をかけても、体が増えるようになった」と目を細める通り。20キロ以上増えた分はそのまま“成長分”だ。新潟2歳S(2着=やや重)では降りしきる雨の中、直線もしぶとく伸びてパワー馬場への適性を示した。ステイゴールド産駒は道悪巧者が多数。荒れ気味の芝も苦にならない。芝状態のいい外を選んで走れる分、大外18番枠も好材料。ちなみに人気のレッツゴードンキとは昨年12月ターコイズSで「0秒1差」だった。人気ほどの力差はないはずだ。

 《もうひと押し》東京9R・フリージア賞は(8)ナンヨープルートー。京都とは違って、東京の芝は瞬発力がフルに生きるパンパン良馬場。ダートの前走で初勝利を飾ったが、父ディープインパクト譲りの切れはむしろ芝でこそ全開。

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2017年2月18日のニュース