【レディースオールスター】ファン投票1位平山「結果でお返し」

[ 2017年1月18日 05:30 ]

今年の目標を記した大きなしゃもじを手にガッツポーズ(左から)守屋美穂、三宅宏実、平山智加、海野ゆかり
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 16年度から新設された「G2第1回レディースオールスター」(2月28日〜3月5日、ボートレース宮島)の記者発表会が17日、東京・三田の笹川記念会館で開かれた。出場52選手が発表され、ファン投票1位の平山智加(31=香川)や海野ゆかり(43=広島)、守屋美穂(27=岡山)が出席。また、リオ五輪の重量挙げ女子48キロ級で銅メダルを獲得した三宅宏実(31)がゲストとして駆けつけた。

 平山は得票数1位となる1万3287票の圧倒的な支持を集めた。昨年はSGダービー(福岡)に念願の初出場。しかも選考勝率1位に輝き、女子選手として史上初のドリーム戦1号艇を獲得し1着でゴールした。「10年の選手生活の全てを懸けて逃げ切ることができ、思い出に残る1年になった」と笑顔で回想。女子の第一人者として「たくさんの投票をしていただきうれしく思う。期待されている分、結果でお返ししたい」と意気込んだ。

 昨今の女子の人気を象徴するレディースオールスター。平山は「最近の女子の頑張りが大きな大会につながっている。2回、3回と続くようにまずは第1回を心を込めて走りたい」。出場選手の中には、藤堂里香(29=福井)や深尾巴恵(24=群馬)らキュートなルックスで知られる選手も名を連ねる。「今までレディースチャンピオンやクイーンズクライマックスに出られなかった若くて可愛い子も出場する。いつもと違った面白いレースが繰り広げられると思う」(平山)とアピールした。

 発表会には、平山と同学年の三宅が応援に駆けつけた。平山より10センチ低い身長で100キロ以上のバーベルを持ち上げる三宅に対し、平山は「10代の頃から見ていました。2大会連続でメダルを獲得されて本当に凄いな」。一方、「強くて美しいし、そのギャップを感じます。応援しています」と三宅。トップアスリート同士でエールを交換し合った。

 ◆平山 智加(ひらやま・ちか)1985年(昭60)7月13日、香川県丸亀市生まれの31歳。98期生として06年5月まるがめで初出走、4走目で初1着。08年5月まるがめタイトル戦で初優勝。13年尼崎周年記念でG1初優勝を飾り、14年ぶりの男女混合G1制覇。通算成績は2444戦687勝。優勝21回(G12)。同期は松田祐季、西村拓也、松本晶恵ら。夫は福田雅一。1メートル57、46キロ。血液型O。

 ▽G2レディースオールスター 選出基準は優先出場者(第5回クイーンズクライマックス優勝戦出場者)、ファン投票の獲得票数上位者およびレディースオールスター出場選手選考委員会の推薦によるA1級、A2級、B1級(優先出場者についてはこの限りではない)の選手52人。ファン投票は16年12月1〜31日に実施(マークシート、インターネット、携帯電話、スマートフォンのいずれかから6人を選出)。

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