【朝日杯FS】タガノアシュラ坂路単走 五十嵐師「ユタカに丸投げ」

[ 2016年12月15日 05:30 ]

坂路単走で追い切られたタガノアシュラ
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 武豊の「G1完全制覇」の記録を担うタガノアシュラは国分恭を背に坂路単走で4F53秒3〜1F12秒5。五十嵐師は「やり過ぎずに気合をつけた程度。しまい重点でちょうどいい。(レースは)他に行く馬がいるなら2、3番手でも可能。あとはジョッキーに丸投げです」と笑顔で一任の構え。

 札幌2歳Sこそ1番人気で8着に敗れたが、前走はきっちり勝利。武豊は「前走は5頭の頭数にもレース内容にも恵まれた」と振り返ってから、「結果として逃げる形で勝っている。ただ、逃げたいわけじゃなく機嫌を損ねないようにしているだけ。この馬はすぐにカーッとなってイレ込むし大変。いろいろとあるんですよ」と気性面の確信に触れる質問はけむに巻いた。逃げ宣言こそ封印。しかし「理想は1頭でハナ」と本心を隠すこともしていない。

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2016年12月15日のニュース