【村松の香港予想】シャティンと相性抜群 モーリス死角なし

[ 2016年12月11日 12:00 ]

 私がシャティンに出張したのは、14年クイーンエリザベス2世Cと今春のチャンピオンズMの2回。香港の競馬ファンは熱狂的で、ゴール前の声援は日本以上。また、場内の電光掲示板に表示されるオッズは、ゲートが切られる直前まで劇的に変動する。非常にパワフルな競馬場だが、清潔で食事も美味。今回をきっかけに、日本から香港へ足を運ぶファンが増えそうな気がする。

 香港カップ(8R)はモーリスが有終の美を飾る。シャティンは2戦2勝と相性抜群。そして、最大の強調材料は鞍上のムーア。実は天皇賞・秋を制した時点ですでに香港No.1ジョッキーのモレイラをリザーブ済みだった。それでも陣営が「カップでもマイルでも、ライアン(ムーア)が乗れる方で走らせたい」と熱望したほどのコンビ継続。その願いがかなっただけに、死角はないとみた。 (村松 由季子)

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2016年12月11日のニュース