【香港ヴァーズ】サトノクラウンが差し切ってV G1初制覇飾る

[ 2016年12月11日 15:13 ]

 香港国際G1香港ヴァーズ(4R・芝2400メートル・14頭立て)は11日、シャティン競馬場で行われ、日本馬のサトノクラウン(牡4=堀厩舎)が差し切って優勝を飾った。

 道中は中団馬群の内で折り合いに専念。4角でもまだ馬群の中だったが、直線入り口で前方に空いたスペースを、モレイラは逃さない。直線半ばからは先に抜け出していたハイランドリールと一騎打ち。4馬身以上あった差を1完歩ごとに詰め、ゴール前で差し切った。3着にはワンフットインヘヴンが入った。

 サトノクラウンは国内、海外通じてG1初制覇。通算戦績は11戦5勝。

 日本調教馬の香港ヴァーズ制覇は01年ステイゴールド以来、15年ぶり2頭目。

 ▼サトノクラウンを管理する堀師の話 馬が非常によく頑張ってくれたし、ジョッキー(モレイラ)もうまく乗ってくれた。一時期、調子を崩していた馬を立て直せたのはよかった。まだまだいろいろな可能性のある馬だと思う。

 ▼モレイラ騎手の話 追い切りの動きが良かったので自信を持って乗れた。ハイランドリールが抜け出していたけど、捉える余裕があった。凄くポテンシャルが高いと思う。世界のトップレベルのレースで勝てて嬉しい。

 ▼4着ヌーヴォレコルト(岩田)状態はとても良かった。外枠で内になかなか潜り込めなかったけど直線はよく盛り返してくれました。

 ▼5着スマートレイアー(武豊)2400メートルでも頑張ってくれました。シャティンは合っているようだし、また来たい。

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2016年12月11日のニュース