【南部杯】コパノリッキー レコードV G1で8勝目

[ 2016年10月10日 16:52 ]

 ダートG1「第29回マイルCS南部杯」が10日、盛岡競馬場で行われ、1番人気コパノリッキーが1分33秒5のレコードV。史上4頭目のG1で8勝目を挙げた。かしわ記念、帝王賞に続くG1、3連勝。

 道中3番手のリッキーが4角で先頭に並ぶ。直線で楽々と抜け出し、3連覇が懸かっていたベストウォーリアを1馬身3/4抑える完勝。14年暮れ以来の騎乗だった田辺は「きょうは内が深くて伸びない。オーナーや先生と話していた通りのポジションが取れた。馬は道中も力むことがなかったし、僕の中ではマイルは一番競馬がしやすいので」と笑顔を見せた。

 14年JBCクラシック(2000メートル)に続く盛岡でのレコード勝ち。今回は1秒3も短縮する6年ぶりの更新だった。さらにG18勝は、最多10勝のホッコータルマエ、9勝のエスポワールシチー、ヴァーミリアンに次ぐ単独史上4位。次走について陣営はクラシック、スプリントのどちらかは明言を避けたが川崎JBC(11月3日)。そして12月のチャンピオンズC、東京大賞典でG1タイトルの追加を狙う。

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2016年10月10日のニュース